生命保険選びのポイント ②”痛み”をほんの少し感じられる保険料

2023.01.30

保険選びの3つポイント

① シンプル(分かりやすく)で本当に必要な保障(機能・しくみ)
② 痛み(負担感)をほんの少し感じられる保険料
③ 費用(お金)対効果(お金&安心感)が高い商品

今回は、
「② 痛み(負担感)をほんの少し感じられる保険料について深堀します!

保険料の支払はサラリーマンの税金と似ています

サラリーマンの税金は、毎月会社で天引き(源泉徴収)され、引かれて残ったお金で毎月の生活費としてやりくりをします。
天引きというのは恐ろしいもので(笑)、だんだんと慣れていき、引かれることに対する”痛み”を感じなくなります。
そして年末調整や確定申告で、いろいろな控除申請をすることによって支払った税金の一部が戻ってきます。
そしてその時に戻ったお金を「ラッキー!」と思う人が結構いるのではないでしょうか。

でもよくよく考えてみると…
そのお金は多く取られ過ぎていた税金が戻ってきた(還付された)に過ぎません。
もし最初から正しい額で税金が引かれていたらおそらく「ラッキー!」とは思わないでしょう。

保険料の支払はというと…
税金の天引きと同様に毎月銀行口座やクレカから、だいたい同じ金額が同じ日に引き落とされます。
そして税金の天引きと同様、引かれることに慣れてきて”痛み”を感じなくなります。
そして同様に引かれて残ったお金で毎月の生活のやりくりすることが普通になってきます。

そしていざ万が一が起きた時!
例えば…
保険加入からちょうど3年経ち、病気で10日間入院し、病院に5万円支払ったとしましょう。
そして毎月の保険料が5千円の医療保険に入っていたとして、今回の入院で保険会社から10万円の給付があったとしましょう。
病院に支払った費用が5万円だったので差し引き5万円のプラスとなります。

この場合、「ラッキー!(儲かった!)」と思う人が多いのではないでしょうか。

でも実際はと言うと…
入院するまでに5千円×12か月×3年=18万円の保険料を払っているのですから、
決して「ラッキー!」というわけではありません。
(もし仮に保険料5千円を払う代わりにコツコツ貯めていたら18万円の現金が貯まっていたわけです)

結局、このように「ラッキー!」と思ってしまう感覚は、
ふだん払っている保険料の”痛み”(=負担感)を感じていないということです!
このような方の場合、もったいない保険の入り方をしている人が多いように思います。
”痛み”(=負担感)をほんの少しでも感じているというのは、払っている保険料のコスト意識を持っていると言うことです。

たとえ少額であっても、保険に入っていれば毎月の収入の中から負担していることには間違いありません。
保険は目に見えない商品だけにコスト意識を持つことは特に大事です!
毎月の保険料だけではなく、トータルでいくら払うことになるのか。解約すればいくら戻ってくるのか。
そこをしっかり把握することにより”痛み(負担感)”の度合いが分かってきます!
そして生活費の中での保険料の”ポジション”(占める割合)が分かってきます!

やはり日々の暮らしで使うお金が第一です!

生命保険で使うお金は…

”ちょい痛”を感じれらる保険料がちょうど良いと思います!

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