我が家で入っている保険
① 死亡保険(お葬式代を目的)
② がん保険(一時金タイプ)
③ 医療保険(先進医療特約+患者申出保険を目的)
今回は③医療保険について深堀りしていきます!
医療保険には入っていますが…
基本的にはベーシックな医療保険は不要だと思っています!
理由は、日本には国民に手厚い健康保険制度があり、
がん以外(他、よほど稀な病気ではない限り)であれば、
(生活が立ち行かなくなるほどの)多額な出費となることはほぼ無い考えているからです。
手元に医療費として払える10万円程度の備えがあればなんとかなるでしょう。
では我が家で入っている医療保険はどういうものかというと…
”がんの特別の治療費に備える”を目的とした医療保険です!
前回までのがん保険の説明で、がん治療は高額な費用が掛かる可能性があるお話をしました。
そのため、我が家ではがんと診断された時にまとまったお金がもらえる一括タイプのがん保険に入っているのですが、
それでも足らなくなるような高額の治療が選択できるようにするための保険です。
それが先進医療特約と患者申出保険です!
先進医療とは…
これは健康保険適用の認可はされていないものの、
それなりに実績が出てきて将来的には健康保険適用を見込まれる治療を対象にしたものです。
ただ健康保険適用になっていませんので先進医療に関わる治療費は全額実費負担となります。
この先進医療に採用されている治療には特にがんに関する治療が多く入っています。
有名な治療としては重粒子線治療というものがあります。
身体への負担がほとんどなくピンポイントでがん細胞をやっつける治療です。
実費で300万ちょっともかかります。
患者申出制度とは…
国で認可されていない治療法や未承認薬などををいち早く使いたい患者さんのための国の制度です。
患者さんからの申し出をもとに国が審査し、有効性が認められた場合には公的医療保険と併用ができる制度です。
ただその費用は先進医療と同じく実費負担となり、高額のものでは数百万かかるものもあります。
先進医療も患者申出制度も「保険外併用療養費制度」となり公的医療保険給付(一般3割負担)と併用できますが、
どちらも治療費や薬代は実費となるため高額な費用負担となることが多いです。
それらの高額な実費負担分を全額支給してくれるのが「先進医療特約」と「患者申出保険」です!
(我が家で入っている商品はどちらも上限2000万まで保障してくれます。)
どちらの保険も使う確率はほとんどないでしょう。まさに万が一のための保障です。
ただその分、保険料は安くなっています。
ただ確率は低いとは言え、がんに関しては治療の選択の幅を広げておくことが重要だと考えています!
お金が無くて先進医療や自由診療の治療をあきらめたという方の話を少なからず聞きます。
もし自分ががんと診断され標準治療(公的医療)では治すことが難しいと言われたとしたら…
もしそこまで言われなくても、自分や家族ががんと診断されたら…
おそらくネットやセカンドオピニオンなどを使い、他に良い治療は無いかと懸命に探すことでしょう。
仮に良い治療が見つかったとして、お金が無いからあきらめざるをおえなくなる状況は避けたいと考えています。
月々わずかな保険料で備えられるわけですから、その費用対効果を考える時、
もらえる確率は低くとも”安心感”の効果で十分価値ある商品だと考えています。
まさにこの”安心感”も費用対効果の効果の一つだと考えます。
他にも”がん自由診療治療(全額自己負担)”を受けた時に給付される特約もあります。
こちらも入っていて損のない保険だと考えており、我が家でも現在検討中です。